2025年1月、藤田医科大学 医工学社会共創センターを開設しました。
本センターは、医学と工学の融合によって人々の可能性を引き出し、継続的な社会参画を支援する“共創の起点"となることを目指しています。
現在、日本社会は急速な少子高齢化の中にあります。2035年には、生産年齢人口(15〜64歳)が大きく減少し、そこには特に人口比の高い団塊ジュニア世代(1971〜1974年生まれ)も含まれており、50代を迎えた団塊ジュニア世代は、豊富な経験を活かしながら、60歳・70歳と年齢を重ね(Aging)てもなお、社会の担い手として活躍することが期待されています。
こうした背景のもと、私たちは「Co-Well-Aging社会」という未来像を提案します。
それは、「誰もが自らの力を活かし、やりがいを持って社会活動に参画し、自律した暮らしを続けられる」社会です。
共創のキーワードは、「食糧」「感覚(第六感を含む)」「ヒューマンケア」。
私たちは、キーワードに共感していただける皆さんとともにビジョンを描き、バックキャスティングの手法で新たなビジネスストーリーを共創していきます。
その主人公となるのは、自身の経験と強みを活かし、仲間と連携しながら新たな社会参画に挑戦する人々です。
私たちは、そんな未来を志すすべての人々と共に、やりがいある“新規事業"の物語を描き、共に成長し続ける社会の実現を目指します。
社会共創を促す取り組みを紹介します
新しいビジネスを考えたのですが、
病院の先生とつないでもらえますか?
病院の先生への依頼内容が具体的でしたら、学内他部署と連携し調整させていただくことも可能です。
詳細な依頼内容のご連絡お待ちしております。
noteで話題となっている団塊ジュニア世代ですが、
noteに書かれている内容で指導はしてもらえるのでしょうか?
現在、ご希望のコンテンツは持ち合わせておりませんが、近々ご用意する予定です。HPでお知らせさせていただきますので、お待ちくださいませ。
研究会は他に開催されていますか?
現在はHP掲載の研究会を開催しておりますが、今後、皆様のご要望や社会の潮流に合わせて、今後も研究会を開催させていただく予定でおります。
研究会で取り上げてほしいテーマなどがございましたら、ぜひご連絡ください。
藤田医科大学のHPには産学連携の窓口部署がほかにもあるようですが、
医工学社会共創センターは何の問い合わせを受けてくれるのでしょうか?
本センターは、社会と共創する種を企画し、皆様とともに育てていく取り組みをしております。社会共創に取り組み始め、本センターとともに「こんな」社会共創をしてみたい、という問い合わせをお待ちしております。
具体的な相談でなくても、相談に費用はかかるのでしょうか?
お受けするご相談には、お話をお伺いしご提案をさせていただきますので、費用が発生いたします。
医工学社会共創センターで働きたいのですが、
受けて入れていただけますか?
国プロジェクト等の外部資金獲得時に募集する可能性があります。その場合は、HP等でご案内させていただきます。
医工学社会共創センターの共創とは何ですか?
「共創」という言葉には、ビジョンの達成に向けて、皆様とともに思考し、生み出し、創り上げたい、という意味を込めております。
2027年度に藤田医科大学で開設予定の学科と名前が似ていますが、
関係はあるのですか
新学科での学びは、実際の医療の現場として藤田医科大学病院と連携を含むカリキュラムで構成されています。本センターは、その連携の中核として、社会、大学の学び、医療の現場という場をつなぐ役割を果たします。一例ですが、企業様にご参加いただく演習の企画もさせていただいており、新学科と本センターは密接に関係しております。